土用の丑の日にうなぎを食べる風習については諸説あり、
どれが正解かはわかっていませんが、
最も有名で広く知れ渡っているのは、
蘭学者であり、エレキテルの発明者でもある
平賀源内が広めたという説です。
夏に客足の落ちるうなぎ屋から商売繁盛の妙案はないかと
相談を受けた平賀源内が、
「本日、土用の丑の日」という張り紙を店頭に掲げたところ、
客が大入りとなって商売繁盛したという
エピソードが残っています。
もしこれが本当なら、
平賀源内は、蘭学者であり、偉大な発明家であり、
有能なコピーライター兼プロデューサー
でもあったわけですね。